物語のものがたり

¥1,540

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※送料が別途¥300かかります。

再入荷のお知らせを希望する

年齢確認

再入荷されましたら、登録したメールアドレス宛にお知らせします。

メールアドレス

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「gmail.com」を許可するように設定してください。

再入荷のお知らせを希望する

再入荷のお知らせを受け付けました。

ご記入いただいたメールアドレス宛に確認メールをお送りしておりますので、ご確認ください。
メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
通知受信時に、メールサーバー容量がオーバーしているなどの理由で受信できない場合がございます。ご確認ください。

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「gmail.com」を許可するように設定してください。

物語のものがたり
梨木 香歩 著
岩波書店
2021

梨木香歩さんの「『秘密の花園』ノート」。岩波ブックレットなので(とても薄いのです)、本棚の中ではどうしても埋もれてしまう、それでもどうしても並べたくてお取り扱いしていたのだけど、なんと単行本に収録されました。しかものっけから。「『秘密の花園』ノート」から始まる「物語のものがたり」。なんて贅沢。

ほかには、
「借りぐらしのアリエッティ」
「木かげの家の小人たち」
「クマのプーさん」
「赤毛のアン」
「リンパロストの乙女」
「不思議の国のアリス」
「ピーター・ラビット」。

どれもこれも梨木香歩さんの言葉とともに再び、もしくは初めて触れることができるとは。もったいなくてなかなか読むことができなかった。
あと少しで辿り着けそうだった場所に梨木さんの言葉が優しく、力強く、けれど無理強いはせずに導いてくれる。ああ、自分ひとりではとてもこんなところまで踏み入ることはできなかった。

さまざまな物語を通して、梨木香歩さんという人物も見えてくる。

最後には、鶴見俊輔さん、別役実さんというたまらない顔ぶれとの座談会も収録されており、
ファンタジーがなければ生きられない。生きてこれなかった。読了後には、シンプルにただそのことだけが身体中に満ち満ちている。

ショップの評価

通報する

© 125naroom