優しい地獄

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優しい地獄
イリナ・グリゴレ 著
亜紀書房
2022年刊

著者は、社会主義政権下のルーマニアに生まれ。

川端康成の「雪国」に惹かれ、
中村勘三郎の歌舞伎と出会い、
日本へと渡り、
東京、
田中泯さんとの出会い、
そして青森へ。

"『雪国』を読んだ時「これだ」と思った。
私がしゃべりたい言葉はこれだ。"

著者がそう語る「日本語」で紡がれるのは、映画、詩、日本文学、文化人類学、採ること、先祖から受け継がれるもの、移住、娘2人との生活、、一人の人間からの信頼を得て、ひらりと枠から抜け出すことができた一人の女性のあまりに豊かなエッセイ。

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『雪国』を読んだ時「これだ」と思った。
私がしゃべりたい言葉はこれだ。
何か、何千年も探していたものを見つけた気がする。
自分の身体に合う言葉を。

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五歳の娘は寝る前にダンテ『神曲』の地獄の話を聞いてこう言った。
「でも、今は優しい地獄もある、好きなものを買えるし好きなものも食べられる」。
彼女が資本主義の皮肉を五歳という年齢で口にしたことにびっくりした。

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