アルテリ 十四号

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アルテリ 十四号
アルテリ編集室
2022

熊本にある橙書店が発行する文芸誌、14号が届きました。

ぱっと開くと、
森崎和江さん、の文字。

もう何年も前、マレーシアを訪れた時に、現地ガイドの人が連れて行ってくれた日本人墓地。短い時間ながらも手を合わせたこと。合わせることができたこと。あの時の暑さ。湿度。飛び回る蚊の多さに「日本人は蚊が好きなんだな」と言ったガイドさんのジョーク。

帰国してから森崎和江さんの「からゆきさん」を読み、山崎朋子さんの「サンダカンの墓」も読み・・
そうして、アルテリ誌面で森崎和江さんと再会・・。
思考の旅は続くのだなと思います。

今までと変わらぬアルテリのようでいてやはり違う、戦争が起こっている、起こってしまった今、書かれたものなのだということをじわり感じます。(もちろんこれまでも世界のあちこちで戦争は起きていたのだけれど。)

森崎さんから石牟礼道子さんに宛てられた書簡、
石牟礼さんと渡辺京ニさんの日記連載、
町田康さんによる石牟礼道子さんの日記解説、
坂口恭平さんと渡辺京ニさんの対談、などなど、大変な世の中ですが、「悶えてなりとも加勢せんば」と小さな文芸誌に熱く揺らめく炎を見ます。


〈目次〉
森崎和江     「道子さんへ」
池澤夏樹     「悶え神の憂鬱」
町田康      「自爆のような復活〈日録④解説〉」
石牟礼道子    「日録④」
川野太郎     「ファミリー・ビジネス」
浪床敬子     「2人の時間」
渡辺京二×坂口恭平「アルテリ対談」
渡辺京二     「日記抄③」
吉本由美     「空き地」
磯 あけみ    「ふう」
田尻久子     「願う」
ゆうた      「原告意見陳述要旨と、世界の見え方の話」

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