満ちみてる生
ジョン・ファンテ (著)　栗原俊秀 (翻訳)
未知谷,2016

チャールズ・ブコウスキーに「神」と呼ばれた作家、ジョン・ファンテ。
無名だった彼が、チャールズ・ブコウスキーが強烈に影響を受けた作家として挙げたことで、注目されたといいます。
ビートニクの先駆けとも言われ、ウィリアム・サローヤンとも親しかったのだとか。

ビートニク、、、ビート・ジェネレーション。「ニューヨークのアンダーグラウンド社会で生きる非遵法者の若者たち」の意。1950年代にアメリカ合衆国で文学界で異彩を放ったグループやその活動のこと。アレン・ギンズバーグ、ジャック・ケルアック、ウィリアム・バロウズなど。

ジョン・ファンテの日本語で読める作品は、「塵に訊け！」「デイゴ・レッド」「バンディーニ家よ、春を待て」など、、。

「ファンテは人生のそれぞれの段階で、そのときにしか書けない味わいを読者に提供している。父になる喜びと哀しみを、心地よい笑いと涙で包みこんだ『満ちみてる生』は、ファンテが遺した著作のなかでも、もっとも柔らかな余韻を響かせる一冊だろう」(訳者あとがきより)



チャールズ・ブコウスキー　＞＞　「パルプ」「詩人と女たち」「詩をポケットに入れて」　
アレン・ギンズバーグ　＞＞　「麻薬書簡 再現版」
ジャック・ケルアック　＞＞　「オン・ザ・ロード」「そしてカバたちはタンクで茹で死に」「作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう！」
ウィリアム・バロウズ　＞＞　「裸のランチ」「麻薬書簡 再現版」「そしてカバたちはタンクで茹で死に」

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