よむ処方箋 01 失恋
襟巻編集室
2019

愛媛県のちいさな編集室「襟巻編集室」から生まれた本です。
「言葉なんて信じていない」と言いながら言葉にくらいついていく生きてゆくエリさん。熱を帯びるその様に圧倒されながらも、目を離せなくなる、離したくなくなる。そんなハタノエリさん他、
「わたしを空腹にしないほうがいい」がロングセラーのくどうれいんさん、
「はかれないものをはかる」、「はかれないものをはかるひと」（こちらも襟巻編集室・作）、「ママのため息」とユニークで肩の力がそっと抜けるような本を届けてくれる工藤あゆみさん、などなど・・
様々な方々による「失恋」したときの「よむ処方箋」。

なにかが失われた、離れていった、遠のいた・・と感じたときに。

最後のあとがきに込められた思いをハタノエリさんから伺って、
喜びも、怒りも哀しみも、宇宙から見ればみな等しく地球のざわめきなのだと思いました。
（喜びと怒りと哀しみを同列になんて語りたくないなと抗いつつ。）
(2020.10.17)




◆失恋とくどうれいん　くどうれいん
◆片想い、わずらい　ハタノエリ
◆失恋の受けとめ方　羽鳥剛史
◆恋より　切ない　はなし　池田あけみ
◆0人目の恋人　工藤あゆみ
◆失恋につける薬　白河密成
◆失恋ソングブック　ミズモトアキラ

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